レースゲーム好きなわんらぶです。
プレステやPCでレースゲーム・レースシムをプレイする上で、ぜひ用意しておきたいものが「ハンドルコントローラー(ハンコン)」。
実車のような操作をすることが可能なので、よりプレイに没入感を与えてくれます。
今回は、そのハンコンの中でも特におすすめな3機種を紹介していきます。
また、これまでのハンコン購入歴から感じた選ぶときのポイントも書いていきます。
これからハンコンを選ぶ方は、参考にしてみてください!
- 【G29】コスパに優れたPS5対応機種
- 【T300RS】FFBの滑らかさ・拡張性の高さが魅力
- 【Fanatec CSW V2.5(ClubSportWheel V2.5)】質の高さは随一
- ハンコンの選び方
- 買う時期には要注意
- まとめ
【G29】コスパに優れたPS5対応機種
この記事では、ハンコンの価格順に紹介していきます。
まずはロジクールの「G29」。
こちらは5万円弱で購入できるFFB(フォースフィードバック)が付いたモデルです。
おすすめポイントは2つ。
◆FFBが付いており、臨場感がある
◆コスパに優れている
FFB搭載で臨場感がある
まず「FFBが付いていて、臨場感あるプレイを楽しめる」ということ。
FFBはハンドルから力が伝わるという機能。
これが搭載されている機種では、路面の凹凸・縁石からの反動・タイヤのグリップ感などが振動・反動という形でハンドルから伝わってきます。
そのため、臨場感もありますし、タイヤをはじめとしたマシンの状態もすぐに把握できるので走りやすくなるという効果もあります。
G29のFFBは、ヘリカルギア式です。
ハンドルの動きの滑らかさでは、後ほど紹介するT300RSより劣ります。
しかし、路面からの振動をはじめとしたダイレクト感は素晴らしいハンコンになっています。
コスパに優れたハンコン
G29のもうひとつの良いところは「コスパに優れている」ということ。
時期により価格に波はありますが、4万5千円ほどで購入することができます。
ほかのゲーミングデバイスと比べると、価格は高いです。
しかし、FFBが付いていて3ペダルであることを考えると、コスパは良いモデルです。
FFBが搭載されたほかのハンコンは、5万円以上するのが普通ですからね。
実際に使用してみた感想
僕はG29を2年ほど使用していました。
FFBはダイレクト感に特徴があり、レースをより楽しませてくれることは間違いないですね!
そのほかに気に入っていたポイントが「ボタン類の豊富さ」です。
G29は、ほかのハンコンよりもボタン類が豊富です。
特に右下にあるダイヤル式のスイッチは、意外と便利。
このスイッチがあると、すぐに「燃料系」や「ブレーキバイアス」といった項目をいじることができます。
これがあるから速くなる、という訳でもないですが、プレイの快適さは上がるはずです(笑)
詳しいレビューは下の記事でも書いているので、参考にしてみてください!
【T300RS】FFBの滑らかさ・拡張性の高さが魅力
続いて、スラストマスターの「T300RS」。
こちらは約5万円で購入できるFFB搭載のモデルです。
おすすめポイントは2つ。
◆FFBが滑らか
◆ステアリング交換など拡張性が高い
ちなみに、僕が一番おすすめしたい!と思っているのが「T300RS」です。
FFBがベルト駆動で滑らか
T300RSは、FFBがベルト式で動作しています。
G29はヘリカルギア式だったので、この2つは大きく違うハンコンですね。
動作方法が大きく違うので、T300RSは先ほどのG29とは全く違ったフィーリングのハンコンです。
まず、全体的な動きが滑らか。
より自然で違和感のない動きになっているので、臨場感も上がっています。
また、FFBの抜けが少ないのも特徴です。
操作していても違和感がないですし、突然スカッと抜けないのは操作性の良さにもつながっています。
拡張性が高い
T300RSは、別売のステアリング・シフター・ペダルなどを、後から追加していくことが可能です。
この拡張性の高さも、おすすめポイントのひとつ。
僕も試しにステアリングを「Open Wheel Add-on」に交換してみました。
質感がよく見栄えがいいことも良かったですが、操作性もガラッと変わります。
こういった購入後の拡張性の高さも、T300RSの特徴です。
実際に使用してみた感想
T300RSは1年半ほど使っていました。
大まかな感想は、ここまでに書いたとおりです。
「FFBが滑らかで自然な動き」「動作音が静か」「拡張性が高い」といった特徴のあるT300RS。
中価格帯(4〜5万円)のハンコンの中では、一番おすすめだといえます。
詳しいレビューは下の記事で書いています!
【Fanatec CSW V2.5(ClubSportWheel V2.5)】質の高さは随一
最後に紹介するのは「Fanatec」の製品です。
こちらはモデルによって値段の差が激しいので、一概にどれがおすすめとは言えないです。
ただ「価格は抑えたいけど、出来るだけ高品質なハンコンが欲しい!」という方には、「CSW V2.5」をおすすめします。
このモデルは、ハンコンのベース部分。
ステアリングは別売です。
ステアリング・ペダル・ベースを全て揃えると、約10万円になります。
ハンコンの中でも高価格帯に入るFanatecの製品ですが、質の高さは随一です。
トルクの強さ・FFBの全てがハイレベル
最低でも10万円近くするFanatecの製品ですが、高品質であることは間違いないです。
「CSW V2.5」でも、トルクはT300RSより大きいので、動きに余裕があります。
そのため、長時間使用してもFFBの抜けを感じることはないですね。
FFBについても、T300RSの上をいく滑らかさ。
それでいて、G29にあったダイレクト感もあります。
G29・T300RSの良いところが、両方とも感じられるハンコンですね。
僕が現在使っているハンコンは、その「CSW V2.5」です。
確かに価格は高いですが、それだけの価値は見出せるハンコンだといえます。
予算に余裕がある方は、Fanatecを選択肢の一つにしてみるのもおすすめですよ!
ハンコンの選び方
ここからは、ハンコンの選び方を書いていきます。
◆「FFBのあり・なし」はどうする?
◆結局どのハンコンがおすすめか
◆設置場所はどこが良いのか
この3つについて解説していきます。
FFBのあるモデルを選ぶべき
ハンコンには・・・
◆FFBのない安い機種
◆FFBのある高い機種
この2つがあります。
もし「単にタイムを上げたいだけだから、臨場感はいらない」というなら、FFBなしの機種でも良いとは思います。
FFBがあるから速く走れるわけではないですし、パッドでも好タイムを出せる人はたくさんいます。
しかし、本当におすすめなのはFFBありのハンコン。
FFBがあると、楽しさが全然違います!
FFBのあるハンコンだと、より実車に近い体験をすることができ、臨場感が上がります。
そのためテンションもアップし、もっと楽しいレースゲーム体験ができるようになります。
タイムを上げる、という面だけで考えるとFFBの重要性はそこまでないかもしれません。
しかし、楽しさを考えると「FFBのあるハンコンを選ぶべき!」。
楽しいとレースのモチベーションも上がり、タイムを上げることにもつながるはずです。
【おすすめの選び方】予算に余裕があるなら「Fanatec」、初めの一台なら「T300RS」
「FFBのある機種の中では、どのハンコンがおすすめなのか?」ですが・・・
◆初めて買うなら「T300RS」
◆予算に余裕があれば「Fanatec」
だと思います。
T300RSは、質と拡張性が高いことが特徴です。
価格も5万円台と、ほかのハンコンと比べても平均的です。
価格は平均的ですが高品質なため、とてもコスパの高い機種だといえます。
こういった特徴があるので、初めてハンコンを買う方におすすめしたい一台です。
Fanatecは、高品質であることに間違いはないです。
しかし、価格が高いのでいきなり買うのには躊躇してしまいます(笑)
そのため、今持っているハンコンに満足できなくなった方や予算に余裕のある方に向いている機種です。
ハンコンの設置場所
G29とT300RSには、クランプが付属しています。
そのため、机に固定することが可能です。
トルクもそこまで強くないので、まずは机に設置してみるのもおすすめですね。
ただし、Fanatecのハンコンのようにクランプ固定ができない機種もあります。
そういった機種を使うには、「専用スタンド」もしくは「コックピット」が必要です。
◆リビングなどで使うので、出しっぱなしにできない:専用スタンド(収納可能なモデル)
◆広いスペースがあり、出したままにできる:コックピット
こういった感じの選び方になると思います。
買う時期には要注意
ハンコンは、メジャーなレースゲームが発売されると品薄になる傾向があります。
特に「グランツーリスモシリーズ」や「F1シリーズ」の発売前〜発売後は、品薄になりやすいです。
そういった時期にはネット通販でも品切れが多くなり、中古価格も高騰します。
「グランツーリスモ7」も発売決定しましたが、発売日が近くにつれ品薄になることは予想できます。
そのため、ハンコンは早いうちに入手しておくのがおすすめです。
まとめ
最後に現時点でおすすめなハンコンをまとめると・・・
◆「G29」;予算を出来るだけ抑えたい方
◆「T300RS」:質の高さを求めつつ予算を抑えたい方、初めてハンコンを買う方
◆「Fanatec(CSW V2.5)」:予算に余裕があり高品質な一台が欲しい方、2台目として検討している方
こういった選び方になると思います。
ハンコンは価格が高いので、即決するのは難しいと思います。
でも、ちゃんと選べばとても楽しい体験を与えてくれるデバイスです。
今回の記事が、ハンコン選びのちょっとした参考になってくれると嬉しいです!