レースシムをプレイする際「テレメトリー」の画面があると、現在マシンがどういった状態なのか瞬時に把握できます。
今回は、そんなレースシム用のテレメトリーアプリを紹介。
その名も「SIM Dashboard」。Androidに対応した有料アプリで、最近の主だったレースゲームに対応しています。
この記事では「SIM Dashboard」について・・・
◆どんなアプリなの?料金はいくら?
◆設定のやり方
◆使い方と設置方法の例
◆使ってみた感想
これらを書いていきます。
有料アプリですが、値段の割には使い勝手もよく「レースシム環境をもっと充実させたいな!」という方にはぜひおすすめしたいスマホアプリになっていますよ!
- スマホ画面にテレメトリー表示可能!料金はソフトごと課金
- 【主な対応ゲームソフト】PCがメイン・PS4は少ない
- 使い方・設定方法
- 設置方法
- 使ってみた感想
- 【まとめ】この出来栄えなら課金でも満足!どんな人におすすめ?
スマホ画面にテレメトリー表示可能!料金はソフトごと課金
「SIM Dashboard」は遊んでいるゲームで現在乗っているマシンのテレメトリーが、スマホに表示されるアプリ。PCとスマホを同一Wi-Fiで接続することで、データを転送します。
画面に表示できる情報は「ラップタイム」「ベストラップとの差」「シフトインジケーター」など、レースに必要な情報はほぼ網羅しています。
テレメトリー画面は自分でカスタマイズ可能ですし、有料版にすればテンプレートも用意されています。特にテンプレートは見やすく設計されているので、僕はこちらの画面を使っています。
アプリの全ての機能を使うには課金する必要があります。無料版だと制約が多いので、課金が前提のアプリと考えた方がいいでしょう。
料金はゲームごとに課金するシステム。全てのゲームに対応した完全版を一括で買うこともできます。
価格はソフトによって異なり、例えば「F1 2019」は380円。決済はクレジットカード・デビットカードに対応しています。
【主な対応ゲームソフト】PCがメイン・PS4は少ない
ここで、アプリのメニュー画面から確認できた主な対応ゲームソフトを書いておきます。
◆F1 2019(Xbox/PS4/PC)
◆Dirt Rally 2.0/1(PC)
◆Assetto Corsa Competizione/Assetto Corsa(PC)
◆Forza Horizon 4/Forza Motorsport 7
◆Project Cars 2(PC)
◆iRacing
◆Euro Truck Simulator 2
◆American Truck Simulator
◆Automobilista 2/Automobilista
◆Dirt 4/3/2(PC)
これらのソフトが対応しています。
PC版は広くカバーしている一方、PS4の対応ソフトは少なめ。PCレースゲーマー向けのアプリといえますね。
使い方・設定方法
この「SIM Dashboard」は、以下の手順で使えるようになります。
①スマホにアプリをインストール(アプリストアで「SIM Dashboard」と検索)
②アプリを起動しておく
③ゲームをプレイするPCに「SIM Dashboard Server」をインストール(スマホアプリにアドレスが表示されています)
④PCの「SIM Dashboard Server」を起動し、ホーム画面の「Games」タブをクリック。するとゲーム一覧が表示されるので、プレイするゲームの項目にチェックを入れる
⑤「SIM Dashboars Server」とスマホの「SIM Dashboard」を起動したまま、ゲームを立ち上げる
このような流れで使用可能になります。
また、テレメトリーの画面については自分で設定可能。
ホーム画面の「ペン」のボタン、次に「+」ボタンを押し「Add Widget/Design」ボタンを選択。すると、テンプレートの選択画面が表示されます。
設置方法
我が家では、100均のスマホホルダーを養生テープでハンコンに固定。そこにスマホをはめ込んで使っています。
かなり簡易的ですが、高さはちょうどいい感じでレース中も画面を見ながら走行できています。
設置するときは高さが重要。
ステアリングの少し上に画面がくるように設置すると、走行中も見やすいです。
使ってみた感想
ここからは「SIM Dashboard」を実際に使ってみた感想を。
お金を払ってまで買う価値のあるアプリなのでしょうか?
画面をカスタマイズできるのが良い
このアプリでは、自分の好きなようにテレメトリー画面をカスタマイズ可能。
具体的には「タイム」「残りの燃料」「スピードメーター」などを好きなように設置することができます。ただ、素人が作ると見づらい画面になりがちではありますw
そんな場合に備えてか、テンプレート画面も用意されています。
有料会員になるとアプリ内のブラウザから好きなテンプレートを見つけて、その画面で遊ぶことができます。
このテンプレートも様々なものが用意されているので、自分に合った画面を選びやすいのは嬉しいポイント。
テレメトリーの画面を好きなように設定でき、デザインの幅も広いのは「SIM Dashboard」の良いところです。
遅延は感じない
ネットワーク接続をしていますが、このアプリでは遅延は感じないですね。
たしかに1秒以下の遅れは少しあるかもしれませんが、走っているときは特に問題なし。
今までスマホのテレメトリーアプリは使ったことがなかったので、「遅延がここまで無いのはすごいな!」と素直に感じますね。
【まとめ】この出来栄えなら課金でも満足!どんな人におすすめ?
「SIM Dashboard」はテレメトリーアプリとして必要な機能の多くが備わっていると思います。なおかつ、遅延の少なさ・カスタマイズの幅広さもあるので、質が高いアプリともいえますね。
スマホアプリとしては完成度が高いので「課金してもよかった!」と感じています。
最後に、どんな人におすすめのアプリなのかをまとめます。
まずテレメトリーアプリは、いくつかの情報は見やすい。特にベストラップとのタイム差。これを画面中央に置いておくと、すぐに「今はどこの区間でタイムが遅いのかな?」をすぐに確認できて便利です。
ゲーム画面だと、タイム関連の情報は少し見づらかったりします。タイムを削っていくのが好きな方には、このテレメトリーアプリは一度使ってみるのもおすすめだと思いますね。
また、テレメトリーアプリがあると気分も上がる!
この画面が表示されたスマホを置いておくと「なんか速く走れそうでカッコいい!」と感じられ、いつも以上にやる気も出ますね。
見た目から入る人にもテレメトリーアプリはおすすめです。
以上、「SIM Dashboard」の紹介でした。