家にいながら大画面で映画・ドラマを楽しめる「プロジェクター」。昔は価格も高く、手に入れにくい機器でした。
しかし、今では1万円台から購入できるようになり、意外と手に入れやすいアイテムになりつつあります。
そのプロジェクターの中でも、今回はエプソンの「EF-11」をレビューしていきます。価格は約9万円。
僕自身は初めてプロジェクターを買ったのですが、その素晴らしさに驚いています!
この記事では、エプソン「EF-11」の良い点・いまいちな点を正直に書いていきます。購入の際の参考にしてみてください!
- エプソン「EF-11」の主な仕様
- 【使ってみた感想】良い点
- いまいちな点
- 【注意点】Wi-Fi機能はない
- 【比較】価格の安いプロジェクターを選ばなかった理由
- エプソン「EF-11」はお家用におすすめのプロジェクター
エプソン「EF-11」の主な仕様
EF-11の主な仕様はこんな感じ。
価格は9万円〜10万円(2021年1月時点)。
また、公式HPの説明には詳しく書かれていませんでしたが、実際に使ってみて感じたこと。それは、起動が早いこと。
電源ボタンを押して10秒ほどで投影され、ストレスフリーですぐに使うことができます。動作もカクカクしておらず、操作性のいいプロジェクターですね。
【使ってみた感想】良い点
実際に2週間ほど使ってみましたが、満足度はとても高いプロジェクターです。
・画質
・明るさ
・狭い部屋でも使いやすい
この3つは特にいいなと感じたポイントですね。
画質がいい・明るさも十分
このEF-11は、画質がフルHD(1080p)に対応しています。ネイティブの解像度が1080pなので、画質はとても良いです。
字幕もくっきり投影されていて、読みやすい。そして、映像も綺麗なので没入感もある。
大画面で見ることができるというプロジェクターの良さを、存分に味わうことができています。
また、明るさも十分だと感じます。
このプロジェクターの明るさは1,000lm。すごく明るい、というわけではありません。
昼間にカーテン全開だと、さすがに見えにくくなります。しかし、カーテンを閉めてある程度暗くすれば快適に視聴できます。
昼間でもカーテンを閉めてある程度暗くすれば、問題なく見ることができる明るさです。
ただし、初期設定のままだと明るさは50%になっているため暗いです。そのため、初めて使うときは明るさを上げてから視聴することをおすすめします。
(我が家では明るさを75%ぐらいに設定しています)
狭い部屋でも使いやすい
このプロジェクターは、大きさがお弁当箱ぐらい。重さも1.2kgなので、とてもコンパクトです。
持ち運びしやすく、場所もとりません。そのため、狭い部屋でも使いやすいという特徴があります。
据え置き型のプロジェクターと違って、すぐに片付け・設置ができるので、使わない時は収納しておくことができます。また、軽くて小型なので収納スペースにも困りません。こういったポイントからも、狭い部屋におすすめできるなと感じられます。
また、焦点距離も短め。
例えば「80インチ」で投影したければ「スクリーン(壁)から1.8m」の場所に置くだけ。大画面で投影するときも、焦点距離がそこまで必要ありません。
このように、EF-11は設置スペースがコンパクトに収まることも良かったポイントです。
ちなみに僕は6畳の自分の部屋で使っています。設置するとこんな感じ。
台形補正・ヨコ補正の幅が広い
このプロジェクターの補正は「タテ±34°(自動) ヨコ±40°」。
補正の幅が広いため、スクリーンの真正面にプロジェクターを置かなくても、問題なく投影することができます。
補正はリモコンを使って直感的にできるので、プロジェクターに関する知識がなくても簡単に補正できます。
細かく補正でき、補正で調節できる角度の幅も広いことは良かったポイントです。
動作音・排熱は問題なし
動作音と排熱については、気になるほどではありません。
プロジェクターなので排熱しますし、動作音もしています。しかし、映画鑑賞に支障をきたすほどではないです。
ノートパソコンが重い処理をしている時の動作音よりは静かな音。それぐらいの動作音です。
いまいちな点
映像に関しては、とても満足できるプロジェクターです。
ただ、付属のスピーカーの音質はそこまで良いとは感じられませんでした。
スピーカーの音質はそこまで良くない
このプロジェクターには、スピーカーが内蔵されています。ただ、映画鑑賞には不向きだと感じます。
低音の迫力がなく、全体的にパワー不足です。
やはり外付けのスピーカー、もしくはヘッドホンが必要だと感じます。
そのため、僕はワイヤレスのヘッドホンを使って運用しています。
コードの煩わしさがなく、見た目もコードレスで綺麗なのが良いですね。
【注意点】Wi-Fi機能はない
EF-11は、単体だとインターネットに接続できません。パソコンやストリーミングデバイスを、HDMIケーブルで接続する必要があります。
プロジェクターには、本体にWi-Fi機能が付いていて、単体で動画を見ることができるモデルもあります。
しかし、実際に使ってみるとWi-Fi機能が無くても不自由はありません。
我が家ではパソコンの映像をEF-11に投影していますが、ワイヤレスマウスを使えばパソコンから離れていても操作できるので、とても便利です。
Wi-Fi機能が付いていないことには注意が必要です。しかし、パソコンなどの画面をHDMI経由で投影できます。
家にパソコンなどHDMI出力に対応した機器があるのか、さえ確認しておけば大丈夫だといえますね!
【比較】価格の安いプロジェクターを選ばなかった理由
最後に、なぜエプソンの「EF-11」を選んだのかを書いていきます。
まずひとつ目の理由が「長く使うから、そこそこの予算をかけてもいい!」と思ったから。
僕は映画とドラマが好きで、1日に1エピソードは必ず見ています。そんな映画・ドラマ鑑賞をもっと快適にさせたいので、今回プロジェクターを買いました。
「1日1エピソード見ているなら、稼働率も高くなるはず→だったら出来るだけ(自分が納得できる)良いものを買おう!」こう考えたわけです。
もちろん、2万円台のプロジェクターも候補でした。しかし、仕様やレビューを見ていると「動作音がうるさい」「明るさが足りない」といったデメリットもちらほら。
もちろん高いものが良い、というわけではないです。でも、長く使う予定で稼働率も高くなるものには投資してもいいはず。
また、AV機器は価格に比例するところがあるのも事実。
そう考えて、プロジェクターの大手メーカーであるエプソンの製品にしました。
・小型だから家の中で持ち運べる
・収納スペースに困らない
・補正も幅が広く、直感的に操作できて使いやすい
こういったポイントも、このプロジェクターを選んだ理由です。
エプソン「EF-11」はお家用におすすめのプロジェクター
最近は家にいる時間が増えた方も多いと思います。そんな家での時間を、プロジェクターはより充実させてくれます。
映画・ドラマ好きの方には、特におすすめですね!
その中でも、今回紹介してきた「EF-11」はおすすめのプロジェクターです。
・画質がいい
・明るさも十分
・小型なので狭い部屋にも向いている
・補正機能も優れている
こういったところが、おすすめだと感じるポイントです。
EF-11は価格が9万円〜と、ちょっと高め。しかし、質はとても高く「コンパクトに良いものが詰まっている」感じ。
値段はそこそこ、でも快適に使えるプロジェクターを求めている映画・ドラマ好きの方に向いている一台です!
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