こんにちは、わんらぶです。
シミュレーションゲームの中では今年一番の期待作が、6月12日にPCでリリースされました。
その名も「Jurassic World Evolution」。名前の通り、自分だけの恐竜テーマパークを作り、経営していくゲームです。そして・・・
いろんな部分がリアルでめっちゃ面白い(≧▽≦)
今回は、そんな「Jurassic World Evolution」の評価・レビューを書いていきますよ!
- ジュラシックパークを運営するシミュレーションゲーム
- 簡単な「ジュラシックワールドエボリューション」の進め方
- 最初の感想「恐竜がめっちゃリアル!」
- ハプニングの連続で気が抜けない
- チュートリアルが親切で分かりやすい
- 長く遊べそうな作りになっている
- マルコム博士、映画とそっくり!
- 要求スペックは高いけど、PC版(Steam)は動作も安定している
- 景観や装飾はどこいった?
- 資金が無限のモードが欲しかった
- 日本語のPS4版の発売日は7月
- 原作が好きならハマるはず!
ジュラシックパークを運営するシミュレーションゲーム
「このゲームって何?」と聞かれたら、僕はこう答えます。
「恐竜をいっぱいふ化させて、お金を稼ぐゲームだよっ!」
このゲームは恐竜テーマパークを作り、そして運営していくシミュレーションゲーム。
メインとなる要素はもちろん恐竜。
約30種類ほどいる恐竜たちのDNAを、世界各地から集めてデータをとる。そして、それらの恐竜をたくさんふ化させてお客さんを呼び込むシステムになっています。
ただ、シミュレーションゲームらしさも至る所で感じられ、限られた資金の中でやりくりする必要があるので、ちゃんと計画しないと、
「あ、お金なくなって経営破たんしたわ・・・アハハ(´・ω・`)」
という状況にもなってしまう。
このゲームは恐竜を増やしていくコレクション的な楽しさがあるゲーム。
しかし、よく考えながら運営しないと経営が上手くいかなくなるなどシミュレーションゲームとしてもよく出来ているゲームです。
簡単な「ジュラシックワールドエボリューション」の進め方
「ジュラシックワールドエボリューション」は、簡単にいえば恐竜を増やしてパークの来場者を呼び込んでいくゲーム。
その恐竜ですが、最初は1種類しかふ化させられません。
残りの30種近くは、世界に調査チームを派遣して化石を発掘し、DNAを得るという方法でふ化させていきます。
また、このゲームでは資金が有限。お金は増やさなければいけない。
そのお金の増やし方は、大きく分けて2つ。
ひとつ目は、来場者を増やしてチケット代で儲けるという方法。もう一つは、ミッションを受注するという方法です。
このゲームでは各開発部門からミッションを受けることができて、その目標を達成すると報酬金がもらえるシステムになっています。
一言でいうと、ミッションを受注しつつチケット代でもうけを出していく、というゲームシステムになっていますね。
最初の感想「恐竜がめっちゃリアル!」
まずプレイしてみて感じたのが、
「恐竜がすごくリアル!」
ということ。もう、映画の中から出てきました!って感じ。
トリケラトプスやエドモントサウルスなど、すべての恐竜がとてもリアルに描かれています。
そして、僕が最も嬉しかったのはヴェロキラプトルが映画そのものだったこと。
映画『ジュラシックワールド』のブルーと同じ鳴き声をして、動きもそっくり。これは原作ファンも納得できる完成度ですね。
また、一番注目すべき部分は、恐竜の種類によって個性があること。
たとえば、コリトサウルスとエドモントサウルス。
彼らはどちらも見た目などは似ているものの、種類は違う恐竜。そして性格も異なるため、
「エドモントサウルスは一匹でもストレスなく生活できる。だけど、コリトサウルスは仲間がいないと情緒不安定になって、暴れだす」
という違いがあります。
そのため、コリトサウルスは2匹以上で飼わなければいけない。
このように、種類ごとに異なる個性があったりして、恐竜に関しては見た目も中身もとてもリアル。
これが「ジュラシックワールドエボリューション」の良かったポイントのひとつですね。
ハプニングの連続で気が抜けない
このゲームは、様々な部分で映画と似ています。
その一つが、ハプニングが多いということ。
もう、最初の頃はハプニングだらけ、
「肉食恐竜が檻から脱走して、お客さんを食べちゃった・・・」
「恐竜同士で喧嘩してる(´・ω・`)」
なんてことは、頻繁に起こる。
そういったハプニングが多いため、ほかのシミュレーションゲーム以上に気の抜けないゲームになっています。
ただ、気が抜けないということには、プレイしていてもダレてこないというメリットもあります。
シミュレーションゲームって、遊んでいるうちに作業感が増してきて「あー、なんか緊張感もなくて飽きたわ」となることも多い。
しかし、このゲームはいつハプニングが起こるかがわからない緊張感があります。そういったハプニングは、いくら対策を施しても起こってしまう。
そのため、ほかのシミュレーションゲームよりもダレにくいゲームになっていますね。
映画でもこんな趣旨のセリフがありましたが、恐竜は予測不可能な生き物。そんな生き物を扱うわけですから、ハプニングはつきもののゲームです。
そして、そのハプニングがゲーム中にも緊張感を与えていて、面白さを高めていますね。
チュートリアルが親切で分かりやすい
このゲームは、チュートリアルがしっかりしていて最初に何をすればいいのかが分かりやすいゲームです。
恐竜の増やし方やパークの運営方法、さらにはハプニングへの対処方法などをかなり丁寧に説明してくれるので、「親切なゲームだなぁ!」というのが僕の感想。
このゲームって、恐竜を扱うゲーム。こんなシミュレーションゲームはこれまでに無かったので、多くの人が何をすればいいのか分からない状態でプレイし始めるはず。
そんな僕らでも、なるべく早く楽しめるように丁寧なチュートリアルが付いています。
これは評価のできるポイントですね。
長く遊べそうな作りになっている
このゲームは恐竜を増やしていくゲーム。
その恐竜ですが、最初は小型恐竜1種類しかふ化させられません。
パークで飼育する恐竜の種類を増やすには、世界各地から恐竜のDNAを集めてこなければならない、というシステムになっています。
僕はこのシステムは良いと思っています。なぜなら、長く遊べそうだから。
テーマパーク運営型のシミュレーションゲームの多くは、経営が軌道に乗ったらほぼクリアも同然。あとは、適当にお金を増やしていくだけなので、あまりやりがいはありません。
しかし、「ジュラシックワールドエボリューション」では、パークの経営が落ち着いた後も恐竜の種類を増やすという楽しみがあるため、その後も楽しみやすい。
要するに、パークの経営がひと段落しても、恐竜の種類を増やすという楽しみがあるため長く遊びやすいというわけです。
これも「ジュラシックワールドエボリューション」の良いところですね。
マルコム博士、映画とそっくり!
僕がこのゲームを遊んでいて最も興奮したのは、
「うわぁ!ヴェロキラプトルが映画のまんまじゃん!」
と思ったときですが、その次に興奮したのはマルコム博士が登場したとき。
「マルコム博士って、だれや?(´・ω・`)」
いや、そんな人はいないと信じたい。
え?知らないって?
マルコム博士は1作目にも出てきた、カオス理論のおじさんですよ!
このマルコム博士、顔はもちろん声も映画とそっくり!おそらく映画と同じ声優さんが起用されているんだと思います。
これは原作ファンにはとっても嬉しい要素。
ほかにも、『ジュラシックワールド』の主人公オーウェンなども登場します。
このゲームには原作ファンならニヤリとする部分もたくさんある。これも、このゲームの面白いポイントですね。
要求スペックは高いけど、PC版(Steam)は動作も安定している
ここで、このゲームのシステム的な評価を書いておきます。
このゲームのPC版の話ですが、動作は安定しています。
僕のPC環境は以下の通り。
・CPU:Core I7
・GPU:GTX970
・メモリ:8GB
これでもフルHD・60fpsで安定して動作しています。
ちなみに、このゲームの要求スペックはこんな感じ。
【最低】
64 ビットプロセッサとオペレーティングシステムが必要です
OS: Windows 7 (SP1+)/8.1/10 64bit
プロセッサー: Intel i5-2300/AMD FX-4300
メモリー: 8 GB RAM
グラフィック: NVIDIA GeForce GTX 1050 (Legacy GPU: GeForce GTX 660) / AMD Radeon 7850 (2GB)
DirectX: Version 11
ストレージ: 8 GB 利用可能
【推奨】
64 ビットプロセッサとオペレーティングシステムが必要です
OS: Windows 7 (SP1+) / 8.1/10 64bit
プロセッサー: Intel i7-4770/AMD FX-8350
メモリー: 12 GB RAM
グラフィック: NVIDIA GeForce GTX 1060 / AMD RX 480
DirectX: Version 11
ストレージ: 12 GB 利用可能
要求スペックは高いですが、これを満たしていれば比較的安定して動作するゲームです。
景観や装飾はどこいった?
ここからは、このゲームのいまひとつなポイントを。
まず、このゲームには景観の要素も追加してほしかった。
本作にはゴミ箱やベンチ、街灯など装飾や景観に関する要素はいっさいありません。そのため、殺風景なジュラシックパークができあがります。
できればこういった景観に関するアイテムも追加して、目で見ても楽しめるテーマパークを作れたら良かったですね。
資金が無限のモードが欲しかった
「ジュラシックワールドエボリューション」には、キャリアモードしかありません。
ほかのシミュレーションゲームにあるような資金が無限でなんでも作り放題のモードは無し。
これはちょっと残念。
たしかに、資金が有限のキャリアモードには恐竜をアンロックしていく楽しさはあります。
ただ、たまには資金に縛られず自分の好きなようにジュラシックパークを作りたいという欲求もある。それができないのは、少し残念ではありますね。
グラフィックも綺麗、恐竜もリアルに仕上がっているんだから、資金が無限で好きなようにジュラシックパークを作れるモードもほしかったですね。
日本語のPS4版の発売日は7月
PC版と違い、PS4版は7月に発売されるようです。
そのPS4版「ジュラシックワールドエボリューション」ですが、日本語も収録予定。どうやら映画の新作公開に発売日を合わせているようです。
PC版と違い、PS4版は「操作性がどうなのかなぁ?」と心配ではありますが、ゲームとしての完成度は高いですよ。
原作が好きならハマるはず!
このゲーム、映画『ジュラシックパーク』を見て「面白い!」と感じた人なら、ハマるゲームです。
全体的に完成度が高く、特に恐竜に関してはとてもリアル。もう「映画の中から飛び出してきました!」というほどの出来栄え。
原作のファンならプレイするべきゲームですね。
また、シミュレーションゲーム好きにもおすすめできるゲーム。
このゲームには恐竜の種類を増やす面白さもありますが、パークを経営するという楽しさもあります。適当にプレイしていると経営破たんするなど、意外とやりごたえもある内容なので、シミュレーションゲームとしてもよく出来ています。
「ジュラシックワールドエボリューション」は全体的な完成度が高く、特に恐竜はとてもリアルに作られています。
シミュレーションゲーム好き、そして恐竜好きにはぜひプレイしてもらいたいゲームですよ!
ではでは、バイなら!!
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