最近、ゲーミングPCを買う人は増えているなと感じます。PCのみでリリースされるゲームもあり、グラフィックもPCの方が綺麗なことが多いです。
そんなこともあって、まだゲーミングPCの人気度は上がりそうです。
今回は、そのゲーミングPCを初めて購入される方向けの内容になります。
ハイスペックなPCですから、予算はそこそこ必要です。また、PC本体以外にも揃えるべき周辺機器が多いことも特徴です。
この記事では、ゲーミングPC一式を揃えるにはいくら必要なのか?を書いていきます。
僕自身が使っていて良かったと思う周辺機器も、合わせて紹介していきますよ!
ゲーミングPCを使ったゲーム環境に必要なもの
ゲーミングPCを一式揃えるには、次の機器が必要になります。
ゲーミングPC:15万円〜
まずは「ゲーミングPC」。いろんなお店で販売されていますが、値段は10万円以上が目安です。
しかし、値段で選ばず、PCの性能を見て決めることが最も重要です。
たとえば「Fortnite」がプレイしたい、とします。
この場合、「Fortnite 推奨スペック」と検索。すると、公式HPなどで推奨スペックの書かれたページがあります。
ここに書いてあるスペックのPCを選ぶと、ストレスなくプレイすることができます。
PCソフトは、ゲームによって必要とする処理性能が異なります。したがって、人によっておすすめのゲーミングPCというのは変わってきます。
基準となるのは、遊びたいゲームの推奨スペック。このスペックよりやや上の性能をもつPCを選ぶと、ストレスなくプレイすることができるはずです。
ゲーム目的で買うPCは、その後のゲームライフの満足度に大きく関わってきます。
じっくりと調べてから購入することをおすすめします。
モニター:2万円〜
PCにはモニターが付属していません。
したがって、自分でモニターを選ばなければいけません。
モニターも様々な種類があります。
予算を出来るだけ安くしたい方は、「サイズが20インチ以上・解像度が1080p(フルHD)以上」のモニターを選んでおけば、快適にプレイできます。
また、モニターにはゲーム目的に作られた「ゲーミングモニター」が存在します。こちらのモデルは「リフレッシュレート・解像度」が強化されたモニター。
特に注目したいのが「リフレッシュレート」。
モニターには○○Hzと書かれてあります。これがリフレッシュレートです。この値が大きいほど、映像は滑らかになります。
ゲームは、映像が滑らかに動いた方が没入感も上がって、より楽しめます。また、リフレッシュレートが上がると、ゲーム内の敵を瞬時に視認することができます。
そのため、シューティングゲームを遊ぶ方は、この○○Hzという数値にも注目すべきです。
ゲーミングモニターを選ぶとき、目安となるのは「144Hz」。
これぐらいの数値なら、映像もかなり滑らかになります。
・予算に余裕がある方
・シューティングゲームを遊ぶ方
これらに当てはまる方は、ゲーミングモニターを選ぶことも選択肢のひとつですよ。
◆筆者はこちらのモニターの前世代機を使っています→
ゲーミングキーボード;5000円〜
PCゲームで使うキーボードは、ゲーミングモデルがおすすめ。通常のキーボードだと、操作性が悪いことも多いからです。
初めからゲーミングキーボードを買っておくことで、快適なゲーム体験につながります。
ゲーミングキーボードは、5000円〜購入することができます。様々な種類があるので、予算で選ぶのもおすすめです。
ただ、迷ったら人気メーカーのモデルを購入するのもひとつの選択肢です。
・ロジクール
・Hyper X
・Razer
この辺りのメーカーは、エントリーモデルも用意しています。質も高いので、初めてのキーボードにもおすすめできます。
ちなみに現在、僕はHyper Xの「Alloy Core RGB」を使用しています。
そちらのレビューは下の記事をチェックしてみてください!

【日本語配列】HyperX Alloy Core RGB ゲーミングキーボード ゲーマー向け LEDバックライト 耐水性 2年保証 HX-KB5ME2-JP
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- メディア: Personal Computers
ゲーミングマウス:3000円〜
ゲーミングマウスは、通常のマウスよりもボタンが多いことが大きな特徴です。そしてこれらのボタンには、ゲーム内で特定の操作を割り当てることができます。
たとえば、シューティングゲームなら、リロード操作を割り当て。すると、マウスをワンクリックしてリロードができます。
通常のマウスでも、もちろんゲームは遊べます。
しかし、ゲーミングマウスでは快適さが大きく上がるので、ぜひゲームモデルのマウスを選びたいところです。
キーボードと同じく、マウスにも数多くの製品があります。予算に合わせて選ぶのもあり。
また、5000円以下のマウスでも使い心地は充分快適なので、マウスを安いものにして予算を抑えることもおすすめです。
僕の使っているロジクール「G300Sr」は、価格は3000円でしたが充分使いやすいマウスです!

Logicool G ゲーミングマウス 有線 G300Sr 左右対称 軽量 プログラムボタン9個 高精度dpi 国内正規品
- 発売日: 2018/10/11
- メディア: Personal Computers
ゲーミングヘッドセット:1万円〜
PCにはスピーカーは付いていません。モニターの内蔵スピーカーも使えないこともないですが、音は貧弱であまり実用的ではありません。
したがって、スピーカーかヘッドセットは必要です。
そしてスピーカーかヘッドセット、どちらを先に買うべきかと問われたら「ヘッドセット」と僕は答えます。
理由は、ヘッドセットの方がゲームに向いているからです。
最近のヘッドセットは、ゲーム内の音の方向もわかるように設計されています。
そのため、敵の位置も把握できて、特にシューティングゲームでは優位になれます。
そのヘッドセットの中でも、音の方向がわかりやすいのはゲーミングヘッドセットです。ゲームに最適化されているため、音の迫力もあり、ゲームをより楽しませてくれるアイテムですね。
また、マイクが付属しており、ボイスチャットにも使えることがおすすめポイントです。
ゲーミングヘッドセットは価格帯が広いですが、僕は1万円以上のモデルをおすすめします。サウンドは価格が高いほど、良くなっていく傾向があるからです。
また、1万円以下のヘッドセットの多くは、耳が痛くなりやすいモデルも多いです。そのため、つけ心地を何度か試してから選ばないと、あとから後悔することがあります。
こういった理由から、予算に余裕がある方には1万円以上のゲーミングヘッドセットをおすすめします。
現在使っているヘッドセットは、下の記事でも紹介しています!

Razer Thresher 7.1 PS5 PS4 対応 Dolby 7.1ch サラウンドサウンド ワイヤレスヘッドセット 【日本正規代理店保証品】 RZ04-02230100-R3M1 ブラック
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- メディア: Personal Computers
ネット回線・各種ケーブル類
PCゲームは、オンラインでの購入・ダウンロードが主流です。したがって、ネット回線がないとゲームが遊べません。
また、PCによってはケーブル類が付属していないこともあります。
◆HDMIケーブル
◆LANケーブル
この2つは必須アイテム。
特に「LANケーブル」は、付属しないことがあるので、購入するときに確認しておきましょう。
ゲーミングPC一式には最低20万円かかる
ここまで書いてきた機器は、必ず用意するものです。それら一式を足すと「約20万円」になります。
なかなか高額ですが、最低でもこれぐらいの費用をかけないと快適なプレイは難しいです(PCを初めて買う方は特に)。
ただ、ゲーミングPCを扱っているお店では、頻繁にセールを行っています。そういった安くなる時期に購入すると、予算を抑えることができます。
ゲーミングPCを購入する際は、各店舗のセールの時期を探ってみるのも、安く購入するためのコツです。
【あると便利】おすすめ周辺機器
ここからは必須ではないけど、あると便利なゲーミングPC周辺機器を紹介します。
スピーカー:5000円〜
ヘッドセットだと、迫力はありますが長時間プレイしていると、頭が痛くなってきます。
その悩みを解消するために、スピーカーを一台用意しておくと便利です。
これも用途によっておすすめ製品は変わります。
ただ、ヘッドセットをメインで使うなら、1万円以下で購入できるPCスピーカーでも充分だといえます。
こちらの「JBL Pebbles」は実際に買って使っていますが、満足できる音質ですよ!

JBL Pebbles バスパワードスピーカー USB/DAC内蔵 ブラック JBLPEBBLESBLKJN 【国内正規品】
- 発売日: 2013/09/05
- メディア: Personal Computers
ハンドルコントローラー:5万円〜
こちらはレースゲームを遊ぶ方向けの周辺機器です。
ハンドルには実車のように振動・反動が伝わり、リアルに近い感覚でレースゲームをプレイすることができます。
いくつかのメーカーから発売されており、値段も幅広いです。
その中でも、特におすすめな機種と選び方は、下の記事でも書いています。
【ゲーム環境】実際に一式揃えるといくらかかる?
最後に、現役ゲーミングPCユーザーである筆者の環境を紹介します。
◆ゲーミングPC本体;15万円
◆ゲーミングモニター:4万円
◆キーボード・マウス;1万円
◆ゲーミングヘッドセット:1万円
◆スピーカー:7000円
◆ハンドルコントローラー:10万円
→合計32万円
これに加えて、グラフィックボード・電源・メモリも買い直したので、これまでに40万円は掛かったと思います(笑)
ゲーミングPCはお金がかかりますね。
購入後の追加費用も考えておこう
ここまで書いてきたことをまとめます。
◆ゲーミングPC一式には「20万円」は必要
◆モニター・キーボード・マウス・ヘッドセットは必ず用意
また、PCは購入後にも追加費用がかかると考えるべきです。
特にパーツの買い替え・増設は、性能不足を補うために必要です。したがって、多くの人が行うことになると思います。
この買い替えの中で最も多いと思われるのが「グラフィックボード」と「メモリ」です。
PCを購入する際は、買った後も追加費用がかかる、ということも考えておきましょう。