ようやくクリアしました、『エイリアンアイソレーション』というホラーゲームを。
プレイした感想は・・・
とにかく怖いぃぃ!
ここまで怖いホラーゲームは久しぶり。というか、これまで出会ったことが無かったかも。それぐらい怖いゲームでしたね…。
ただ、怖いとはいえゲームのシステムなどは完成度が高く、プレイもしやすかった。
ホラーゲームの中でもまずまず良作だなぁと感じましたね。
今回は、そんな『エイリアンアイソレーション』の評価・レビューを書いていきますよ!
- ストーリー
- エイリアンはAIで学習する
- 率直な感想は「怖い、怖すぎる」
- 難しいのでやりごたえあり
- 難易度の違いは?
- プレイは慣れれば快適
- ストーリーはお使いミッションが多すぎた感はある
- アンドロイド、ちょっと邪魔
- まとめ「とにかく怖さを味わうゲーム」
- 誰かと一緒に遊ぶのも面白いかも
ストーリー
このゲームは、映画『エイリアン』をモデルにしたホラーゲーム。
舞台となるのは、『エイリアン』の1作目と2作目の間。
主人公は、1作目に出てきたエレン・リプリーの娘「アマンダ・リプリー」。
彼女は突然消息が途絶えてしまった母の行方を追っていた。そこへ、母エレンが乗っていたノストロモ号のフライトレコーダーが回収されたとの連絡が来る。
アマンダは、そのフライトレコーダーが回収された宇宙ステーション「セヴァストポリ」へ向かう。
しかし、そこは殺人モンスター「エイリアン」と暴徒化した「アンドロイド」たちが人間たちを襲う恐ろしい事態になっていた・・・
エイリアンはAIで学習する
このゲームの特徴のひとつは「エイリアンがAIで学習する」ということ。
今作に登場するエイリアンは、ゲームの中で学習します。つまり、プレイヤーの行動パターンを学んでいくというわけです。
したがって、常に同じ方法(たとえば同じ物に隠れるなど)を使っていると、エイリアンに動きを読まれてしまう。
また、エイリアンの行動パターンはランダム。同じ場面でもある時は正面から襲ってくる、またある時はダクトから襲ってくるなど。
要するに、「この場面ではこうすれば絶対クリアできるよ!」という攻略法がないというわけです。
そのため、常にとっさの判断が必要となり、エイリアンとの戦いについてはマンネリ化が起きにくくなっていますね。
率直な感想は「怖い、怖すぎる」
ここからは『エイリアンアイソレーション』の評価・レビューを。
まずプレイしていて思ったのは、
「おい、このゲーム怖すぎやろ(笑)」
ってこと。
このホラーゲームはとにかく怖い。PS4のゲームでここまで恐怖感のあるホラーゲームは、ほかには無いでしょう。
怖い理由①エイリアン、不死身で困る
まず大前提をお話します。「エイリアンは不死身」です。
何をしようとエイリアンは死なない。
ショットガンを100発浴びせようが、レンチで殴ろうが、宇宙空間に放り出そうが「あたし、元気ですよ~アハハ!」という困ったちゃん。
他のホラーゲームだと、ゾンビなどの敵キャラを倒して前に進むことができます。しかし、エイリアン相手にそんな生ぬるい手段は通用しない。
したがって、とにかくエイリアンに見つからないように移動しなければいけません。
ちなみにエイリアンに見つかると、映画と同じように頭をぶち抜かれて即死です。見つかった時点でゲームオーバーなのです。
不死身のエイリアンに見つかってはいけないという恐怖感が、このゲームを怖いと思う理由のひとつです。
怖い理由②エイリアン、どこまでも追ってくる
このゲームで安全な場所はない。
エイリアンはどこまでも追ってきます。一度見つかると、換気用ダクトに入ろうが、ロッカーの中に隠れようがとことん追ってきて「こんにちはぁ~」とばかりに、プレイヤーの頭をぶち抜く。
どこへ行ってもエイリアンの恐怖があるのが、このゲームの怖さの一つ。
このゲームで心が休まるのは、ムービーシーンぐらいですね…。
怖い理由③エイリアン、音も見た目も怖い
エイリアンは全長3mはあります。したがって、移動するときはかなりの物音を立てる。
そのエイリアンの移動する音がとても怖い。
特に怖いのは自分の真上のダクトを通っているとき。真上で「ドンドンドンドンッ」と大きな音を立てて移動するから、プレイヤーは「ひゃぁっ!」。
そして、このゲームのエイリアンは映画のようによだれも垂らします。よだれが上から垂れていても「ひゃぁっ!」。
このゲームは映画を忠実に再現しています。そして、エイリアンの怖さも忠実に再現している。
そのため、映画のようにエイリアンは最恐の存在だというのを聴覚と視覚でフルに体感できる。それが怖い理由の一つです。
怖い理由④ずーっと暗いステージを一人で進んでいく
このゲームは基本的に薄暗いステージを進みます。そういったことも、このゲームの怖い要因。
懐中電灯も一応ありますが、電池は拾っていくシステムなので、むやみやたらに使えい。しかも、つけっぱなしだと敵にも見つかりやすくなる。
また、ずーっと暗いステージを進んでいく上に、一人で移動しなければならないのも怖さを感じる要因の一つ。
ゲームとはいえ、薄暗い宇宙ステーションを一人で移動するのは怖いものです。
難しいのでやりごたえあり
このゲームは全体的に難易度が高いです。
なので、ゲームが苦手な人にはおすすめしにくい作品。
ただ、これまでにいくつかゲームを遊んできた人には、やりごたえもあるのでおすすめ。
このゲームが「難易度高いなぁ」と感じるのは、エイリアンの動きが読めないから。
最初に書きましたが、今作のエイリアンはAIで学習します。そして、行動パターンもランダム。
なので、状況に応じて自分の動き方を変えなければクリアできません。とっさの判断も必要になってきます。
こういったプレイは忍耐やゲーム経験が必要。だからゲーム初心者にはおすすめしにくいのです。
しかし、難易度が高い分、クリアしたときの達成感は大きい。
難しいけどやりごたえがあり、その達成感を得るためにまたミッションをプレイしてしまうというサイクルも生まれやすいゲームです。
難易度の違いは?
ここで難易度についてのお話。
このゲームには、イージーやノーマル、そしてナイトメアなどの難易度設定があります。
そういった難易度の違いですが、「プレイヤーの体力・被ダメージ量・総獲得アイテム数・エイリアンの移動速度」が違います。
特に大きな違いとして感じたのは、プレイヤーの体力。
ノーマルモードだと、アンドロイドに捕まると体力を半分近く失いますが、イージーだと3分の1程度しか失わない。
ただ、難易度による違いはそこまで感じられないのが『エイリアンアイソレーション』。
どの難易度でもエイリアンに見つかったら即死ですし、プレイヤーの体力もかなり少ない。全体的に難易度が高いゲームです。
プレイは慣れれば快適
ゲームで一番重要な「システム」ですが、このゲームは慣れれば快適です。
武器ホイールやアイテムクラフトなども、初めにチュートリアルが出るので、親切な設計になっています。
銃のエイムは少しクセのある動きですが、感度を調節して慣れれば快適に操作できますよ。
また、このゲームには「モーショントラッカー」があります。これは動く物体(エイリアンとアンドロイド)の位置を示してくれる装置。
この装置の操作性も良好。特に、トラッカーを起動したまま移動できるのは、エイリアンが近くにいる場面では役に立ちます。
ストーリーはお使いミッションが多すぎた感はある
ここからは、『エイリアンアイソレーション』のマイナス点をいくつか。
まずストーリーについて。
今作のストーリーは、映画『エイリアン』の後の物語ということもあり、原作が好きな僕は楽しめました。
途中で映画『エイリアン』の一場面を追体験できたのも、楽しめた要因のひとつ。
ただ、少しお使いミッションが多かった気がします。というか、ほぼすべてがお使い…。
「この装置を起動するのにこのアイテムがいるから、隣のフロアへ行ってこい」というようなミッションばかり。
最初は楽しいですよ、エイリアンから逃げる恐怖がありますからね。
しかし、一人でお使いに行かされるミッションだけでなく、ほかの種類のミッションを増やしてほしかった。
そうすれば、ミッションごとに違いが生まれて、ゲーム中もメリハリがついて良かったんじゃないかなぁ…と思いますね。
アンドロイド、ちょっと邪魔
このゲームではエイリアンのほかに「アンドロイド」も敵として、宇宙ステーションを徘徊しています。が、これがちょっと邪魔。
アンドロイドの存在自体はいいんです、敵キャラとして恐怖感を助長しているから。
ただ、邪魔だと感じる部分もいくつかあった。それは「エイリアンとセットで出てきたとき」。
具体的な状況を説明すると・・・
エイリアンを撃退するために火炎放射器を使ったわんらぶ(=筆者)。
しかし、その炎が近くにいたアンドロイドに当たってしまった。
すると「あぁ!?お前、今俺を燃やそうとしたやろ?(怒)」と勘違いして迫ってくるアンドロイド。わんらぶは「あなたではなくエイリアンを撃退しようとしただけです。すいません…」と謝る。
しかし、アンドロイドは襲ってきた。そして、ちゃっかりエイリアンも出てきてゲームオーバー・・・
要は、「エイリアン撃退のために武器を使ったらアンドロイドにも当たってしまい、結果2体に襲われる」ということが割と頻繁に起こってしまうということ。
こういう状況は意外とストレスが溜まります。
なので、出来ればエイリアンとアンドロイドがセットで登場する場面は、もっと少なくしてほしかったですね。
まとめ「とにかく怖さを味わうゲーム」
このゲームはとにかく怖い。『バイオハザード』なんて可愛いもんです。
こう感じるのは、
・エイリアンが不死身
・エイリアンに見つかったら即死
というのが大きな理由。
特に、見つかったら即死というのがこのゲームの魅力。
ホラーゲームの中には敵に見つかっても何とか逃げ延びることができるゲームも多々あります。ですが、『エイリアンアイソレーション』だとそうはいかない。見つかったらおしまい。
「絶対に見つかってはいけない」という緊張感があるので、ほかのホラーゲーム以上の怖さを味わえます。
ホラーゲーム好きにはぜひプレイしてもらいたいゲームです。
誰かと一緒に遊ぶのも面白いかも
最後に、僕がふと思ったことですが「エイリアンアイソレーションって、誰かと一緒にプレイしても面白いんじゃない?」。
もちろん、このゲームはソロプレイ専用。マルチプレイはできません。
しかし、気心の知れた友達などと集まって、たとえば「死んだら交代」というルールでプレイしたみても面白そう。
このゲームはプレイする人はもちろん、見ている人もハラハラするゲーム。だからこそ、誰かと一緒に集まって遊んでみるのも良いかもしれませんね。
ではでは、バイなら!!
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